【レビュー】クリエイター向けのTourBox Eliteで感じたおすすめの活用方法【左手デバイス】

今回は「TourBox Elite」のレビューについて紹介します。☺︎

 

 

こんにちは。

ガジェットで如何に時短ができるか極めているサラリーマンのなかお(@nakao_fintime)です。☺︎

 

 

今回は写真や動画を作成するクリエイター向けのデバイスである「TourBox Elite」について紹介します。

リンク:CAMPFIREのTourBox Eliteのページ

 

 

TourBoxはノブやダイアル、スクロールなどの回転系ボタン3つと、押下系ボタン11個が搭載されたデバイスです。

「TourBox NEO」という既存の有線モデルに加えて、有線/無線モデルとして「TourBox Elite」が追加されました。

 

 

右手にマウスもしくはペン、左手にTourBoxを持って作業する事を想定して作られたデバイスです。

キーボードと比べて使いやすいのか?

もしくは、キーボードとの住み分けは?

この辺りが気になると思いますので、僕が実際に使った感想も交えて紹介します。

 

 

今回はTourBoxさんから製品提供を受けてのレビューとなっています。

※基本的な規格や機能については当ページでは割愛します。CAMPFIRE(クラウドファンディングのサイト)のTourBox Eliteのページをご参照下さい。リンク先のページの最下部辺りに規格についての記載があります。

リンク:CAMPFIREのTourBox Eliteのページ

 

 

TourBox Eliteの購入がおすすめできるユーザーについて

早速ですが、僕が考えるTourBox Eliteを購入するおすすめのユーザーは以下です。

・TourBox NEO(既存の有線モデル)を使っているが、無線で使用したい方

・写真編集をよくする方

・趣味で色んなガジェットを使いたい方

 

 

以降、詳しくTourBox Eliteについて紹介しますが、結論として上記の方にTourBox Eliteの購入がおすすめできます。

 

 

TourBox Eliteの良かった点

■動作が安定している

TourBox Eliteは有線でも無線でも使用でき、どちらで使っていても動作が安定しています。

無線についてはBluetoothでPCと通信しているのですが、接続が安定している印象を受けました。

 

 

個人的な意見を含みますが、Bluetooth通信だと一度ボタンを押下しただけなのに、連打で入力されてしまったり、ボタンを押下してから入力が反映されるまでにラグが発生したりするのですが、これらのマイナス要素が無かったです。

 

 

また、Mac OSで使っていても、スクロール時に変カクついたり、入力から反映までに遅延が無く快適に使えました。

この点はかなり推しポイントです。

 

 

僕はロジクールのMX ERGOというマウスを使っているのですが、Mac OSで使用するとスクロール時に若干カクつく動作になっています。(※実害はほぼ無いレベルではありますが。)

 

 

Mac OS用に作り込んでいないと細かな部分で親和性に欠けるのですが、TourBox Eliteは無線で使用した時も安定していました。

 

 

■ボタンの同時押しにも機能が割り当てられる

「サイドボタンを押しながらダイアルを回す」「2つの押下ボタン同時押し」にも任意の機能が割り当てられます。

全ての組み合わせに機能を割り当て切れないほどのバリエーションがあるため、カスタマイズ性は文句無しに感じました。

 

 

■質感が良く造りがしっかりしている

TourBox Eliteは本体も各ボタンもかなり質感が良く作られています。

安っぽいデバイスだと、触った時に「耐久性の無さそうなプラスチック」のような印象を受ける事があるのですが、TourBox Eliteはこの点文句無しです。

 

 

また、電池含めて重量が400gほどあります。

体積が小さい割に重量感があるため、大きな文鎮のような感じです。

 

 

重量感がある事によって、操作している時に位置がズレないので良いです。

余談ですが、高級キーボードも安定した操作感を確保するためか、重量感があるものが多い傾向があります。

 

 

■回転系ボタンが充実しており、パラメータ調整がしやすい

僕が思うに、TourBox Eliteの1番の真価は回転系ボタンが充実している事だと感じました。

3つの回転系ボタンがあり、押下系ボタンを押しながら使用すると別の機能が割り当てられるため、写真編集する際などに調整するパラメータのほとんどが割り当てられます。

 

 

キーボードやマウスではこの部分は補えないため、唯一無二感を感じました。

 

 

TourBox Eliteの気になる点

続いて、TourBox Eliteを使っていて気になった点を紹介していきます。

当然ですが、完璧な製品などありません。

 

 

購入を検討されている方は気になる点も把握した上で購入する事で、失敗が回避できると思います。

 

 

■無線の電源ON/OFFボタンが底に配置されている

TourBox Eliteの無線の電源ON/OFFボタンはデバイスの底面に配置されています。

 

 

これによって、使い終わった後に電源をOFFしようとすると、一度デバイスを持って裏返してから電源ボタンを操作する必要があり、手間です。

 

 

TourBox Eliteには本体のサイドにもボタンが配置されているため、電源をOFFしようとしてデバイスを持った時に誤ってサイドボタンを押下し、意図せぬ入力をしてしまう事がありました。

 

 

有線接続で使用していれば、そもそも電源ボタンを操作する必要がないので、上記が気になれば有線使用で回避できますが、デバイスの上部もしくはサイドに電源ボタンを配置して欲しいと感じました。

 

 

■各ボタン等のカスタマイズ設定に時間がかかる

長所の裏返しのような点ですが、TourBox Eliteはボタン同時押しなどの組み合わせにも任意の機能が割り当てられるため、設定項目が非常に多くなっています。

 

 

TourBox Eliteを購入して、すぐに使いこなすのは難しい印象を受けました。

ある意味、プロ向けのデバイスに感じました。

 

 

無理に最初から全ボタンに機能を割り当てずに、閃いたベースで各ボタンやボタンの組み合わせ動作に機能を割り当てて使用するのが良いと感じました。

 

 

また、各アプリ毎に各ボタンとボタンの組み合わせ分の機能が割り当てられるため、自分で設定しているとはいえ、完璧に覚えるのは至難の業です。

 

 

TourBox Eliteを最大限使いこなそうとすると、かなり頻繁にPCを操作する方に限られ、この点でもプロ向けのデバイスに感じました。

 

 

■やはり気になるお値段

TourBox Eliteはクラウドファンディングの早割キャンペーンでも2万円を超えます。

通常価格だと3万円を超えるデバイスです。

 

 

PC操作の時短が図れるとはいえ、あまりPC作業をされない方にとってはコスパが悪いと感じました。

また、有線限定モデルのTourBox NEOでも2万円弱します。

 

 

コスパを考慮すると、万人にはおすすめできない印象を受けました。

また、電池の交換や、電源のON/OFFの手間を危惧される方は無線機能を削って、TourBox NEOを購入するのが良いと感じました。

 

 

おすすめの活用アプリ

TourBox Eliteを使用してきた中で、特に良さを感じた作業は「画像編集」でした。

「写真の回転角度」「ブラシの大きさ調整」「各パラメータの微調整」などがキーボードやマウスだけの操作と比較して、かなり快適に感じたためです。

 

 

ちなみにですが、TourBoxの製品ページでは「動画編集」も推奨していましたが、動画編集作業はキーボードの方が適していると感じました。

 

 

途中でテロップを入れる際に、いちいちキーボードに持ち替える所作が僕は手間に感じたためです。

タイムライン上のカーソル位置の移動の際に、ダイヤルを回して中短距離の調整はキーボードよりも快適に感じましたが、総合的にはキーボードに置き換わるほどの良さは感じられませんでした。

 

 

では、おすすめの活用アプリを紹介します。

 

 

■Lightroom

Adobeがリリースしている、画像編集ソフトです。

TourBox Eliteを活用する事で、ブラシの大きさの調整や、写真の角度調整、ズームインとズームアウトの動作がかなり快適に使用できました。

 

 

ただし、1点気をつけた方が良いと感じた点は「パラメータを大きく調整する事」です。

ダイアルなどの回転系ボタンを操作して、パラメータを一気に大きく調整すると、調整後の画像になるまでに時間がかかります。

 

 

原因はダイアルを1メモリ調整する度に調整後の画像を作ろうとするので一時的に処理が重くなるためだと思われます。

なので、おすすめは、マウスで大まかにパラメータを調整後にダイアルなどで微調整する使い方をするのが良いと感じました。

 

 

マウス操作では微小なパラメータ調整をスムーズに行うのは難しいので、この点をTourBox Eliteで補えるのはかなり良いと感じました。

 

 

■Photoshop

こちらもAdobeがリリースしている画像編集ソフトです。

Lightroomと同様にブラシサイズやパラメータサイズを調整する操作も快適になりますし、人物を含む写真から、人物だけを切り抜く作業時なども大活躍でした。

キーボードとマウスだけで操作した時と比較して、時短効果がかなり感じられました。

 

 

キーボードでも様々なショートカットが設定されているアプリではありますが、片手で押しづらいキーの組み合わせに設定されているショートカットがあります。

 

 

その点、TourBox Eliteでは片手操作しやすいデバイスになっているため、この課題が解決でき、快適に操作できるようになりました。

 

 

最後に

今回はTourBox Eliteについて紹介しました。

結論としては万人向けではなく、冒頭で紹介したユーザーに絞っておすすめできるデバイスの印象を受けました。

 

 

特に画像編集時の操作性の向上具合には感動したため、画像編集の作業を頻繁にされる方にはおすすめです!

有線ではなく、無線接続でTourBoxを使用したい方は是非早割キャンペーン中の価格で購入する事をおすすめします。

リンク:CAMPFIREのTourBox Eliteのページ

 

 

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